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2006年 08月 13日
愛知は九州よりも暑いです・・・(T T)
暑くて寝苦しい夜なんて久しぶり。(九州の我が家は高地にあるので夜もう寒いんです) モモたんは元気かなあ。 さて今回の帰省の目的のひとつ、足助の「三州足助屋敷」でおこなわれた「竹筋土コンクリート」に行ってきました。 最終目標は“家を建てる”ことらしいのですが、今回はその実験としてまず、「ベンチ作り」。油抜きされた女竹(丸)と真竹(割り)が用意されていました。 まあそれはいいのですが、問題は「丸竹を180度に火曲げする」こと・・・しかもオープンな七輪で。(竹を熱して曲げるには、熱の当たりを一点に集中させないと難しいのです) みんなで挑戦してみたのですがあちこちで「ミシッ」「パキッ」が続出し、やはり無理でした。竹ももろかったし。 で結局骨組みのほとんどは割り竹になりました。 それを火で曲げ、麻紐で結び、型に入れて土コンクリをたたき付ける。 (土コンクリの材料は真砂土、水酸化カルシウム、にがり、水ガラス、ワラ だそうです。水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収して固化するらしい。) 激しい夕立にお尻をぬらし、コンクリの飛び散りでズボンと眼鏡を水玉模様にしつつ、なんとか塗り付けまで終了。一週間くらいしないと乾かないそうなので私は完成品を見ることができませんが、なかなか楽しい体験でした。 参加者は主に50代くらいのおっちゃんたち。みんな「なんかやれることない?やらせて~」的で楽しそうなようすでした。この年代の方々もけっこう好奇心強いですよね。このパワーが集まってうまく生かされたら愛知もおもしろそう。 ところで今回久しぶりに「三州足助屋敷」を訪れたのですが、改めてその雰囲気の良さにこころ動かされました。 竹や木で作ったおもちゃ(輪投げや竹ぼっくりなど)がさりげなく置かれていたり、職員の食材を菜園で自給していたり、そのそばでニワトリが地面をつついていたり、働いてる職人さん(おじいちゃん)にお弟子さんが新しく入っていてほほえましかったり・・・ 足助町によって建設され26年。現在も黒字経営でお客さんが絶えないのは“屋敷が生きている”からなんでしょうね。 施設内のかやぶき屋根も、職人さんを招いて皆で葺き替えているそうですよ。 「ここの手仕事は民芸でも伝統工芸でもない。自分の生活に必要なものは自分で作るしたたかな山の生活が甦っただけなのだ。」(同HPより) 私の原点であり憧れです。 愛知にいらっしゃるかた、是非足助屋敷でゆっくりしてみてください。おすすめです!
by itoto13
| 2006-08-13 23:58
| 竹
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